《注意》この記事は、2022年5月のレポートです。現在の詳しい入国のルールについては最新の情報をご確認ください。
個人的な用事があって、2022年の5月上旬のゴールデンウイークにドイツのミュンヘンに行ってきました。コロナ禍で特殊なルール事情を調べるのが大変だったので、その事情と、2022/5現在の海外旅行の感じを残しておきます。
結論 & 感想
日本入国前の必須ルールの「PCR陰性証明が必須」がなくならないと、よっぽど仕事に融通がきいく人で、かつ、お金に余裕がないと海外旅行は難しい。陽性だと帰国できないので、陰性なるまで(例えば3週間とか)延泊する必要あり、場合によってはフライトを取り直す必要がある。そのリスクを追える生活をしている人はそんなに多くないのでは。
前提
- ドイツから日本への入国のルール
- フライトの72時間以内のPCR検査の陰性署名が必須
- このルールは、一番ゆるいルール。陽性者が特別に多い国以外はこのルール
- 日本からドイツへの入国のルール
- ワクチン3回摂取証明のみ(摂取してない場合は、PCR陰性証明とか他のパターンもあり)
- トランジット
- 飛行機のトランジットだけでもなにか証明書がいる場合があるらしい。今回は、行きがアブダビで帰りがカタールで、そのルールなし。
事前準備
- 上記のルールを調べる
- ミュンヘンでPCR検査できる場所を調べる。ミュンヘン空港にあり。ネットで予約できることも確認した
- 陽性だと帰国できないが、ルールは変わるかもしれないし、陰性で普通に帰国できるかもしれないので、値段重視でExpediaでフライトを予約する。キャンセル不可の日程変更不可だけど、値段が安い。
- 泊まるところは、Airbnb。基本的に私はAirbnbに泊まるようにしているが、ホテルより他人と接触可能性が低いので、コロナ禍には良いかも。
- ドイツのマスクのルール。公共交通機関でマスク着用の義務があり、かつ、つけないといけないマスクの規格が決まっている。空港で買えるか不明なので、Amazonで事前に購入。(結果的には、別に日本の普通のマスクでも大丈夫そうだが、現地の人は(おそらくルールに忠実な)医療用みたいのをつけてる人が多い)
移動日
フライトのオンラインチェックインをしようとして、ドキュメントのアップロードがあり焦る。ワクチン摂取のアプリで対応できると思っていたが、ドキュメント(区役所に申請で1週間程度かかる)が必要だったのか。回避策として、アプリのスクリーンキャプチャをつなげて、PDFにしてアップロード。他の回避策としては、PCRを検査をして、そのドキュメントでなんとかする方法があるが、空港で当日予約なしだと、2時間かかって、43.000円かかる
しばらくしたら、航空会社からverifiedというメールがきて、安心する。
チェックイン以降は普通の旅行。トランジットでも入国審査でもワクチンについては聞かれず。無事に入国完了。
ドイツ感想
欧米人の観光客は多数いる。コロナ前の状況をしらないが、だいぶ戻ってるのでは。アジア系はあんまり見かけない。
現地の人は、電車の中ではルールだからつけているが、それ以外の外などではマスクをしていない。
帰国
オンラインチェックイン(カタール航空)は通常のパスポート情報のみ。コロナ系のものは聞かれず。
空港でPCR検査を受ける120ユーロくらい。結果は2-4時間でメールで通知。倍くらいの値段を払うと30分で結果とかもあるが、コスト重視で。陽性だと、フライトの取り直し + 陰性になるまで滞在で、30万とか50万とか追加でかかるので、緊張しながら結果を待つが、無事に陰性のメールを受け取る。
空港のカウンターで日本行きを確認して、PCRの陰性証明とMySOSという日本が必須としているアプリのインストールの確認をされる
成田に19:00に飛行機が到着して、検査やアプリの確認などで、外に出れたのが21:15。ネットでは、6時間かかったとか情報もあって終電を心配していたが、それまでに終わって安心。